夜景の撮影をする時にどういう点に気を付けるべきか?

夜の世界と言えば、ライトアップされた風景やイルミネーションが輝いている通り、美しい星空などカメラに収めたいと思うものがあるのではないでしょうか。ただ、そういう風景などを撮ったとしても満足いく仕上がりにならなかったりします。
厄介な夜景の撮影をする時にどういう風に取ればいいのかということについて紹介していきます。

昼間に比べて暗いから撮影が難しい!

夜景の撮影がなぜ難しいのかというと昼間に比べて暗いからです。写真を撮るともなるとある程度の明るさを要しますので、どうしても夜というのは写真が取りにくいです。全体的に薄暗くなったり、設定が明るすぎて画質が悪かったりします。

光をたくさん取り込む設定にせよ!

暗くて困っているのならば、撮影前に明るくなるような設定をしておきましょう。暗くて映らなかったものを後から明るくするということはできませんので、あらかじめ明るくしていくことです。
明るくなるような設定としては

シャッタースピードを長くする

シャッタースピードを長くすることによって光を多く取り込むことができますので、その分だけ暗くても明るく写真を撮ることができるでしょう。ただし、手ブレが起きた時に修復できなくなるので、三脚を使って固定します。

どのようにして合わせるのかというとF値というカメラの絞りの開き度合いを数値化したものを設定します。夜景などではF8程度がいいという風に言われています。

ISO感度を上げていく

続いてISO感度を上げるという方法があります。ISO感度は数字で表されて、この数字が上がっていくにつれて暗いところであっても明るい写真を撮ることができるでしょう。素人でも簡単にできる方法ですので、ぜひともやってみるといいでしょう。

風景写真において構図を決めることが何よりも重要だ!

目の前にどういう風景が広がっていたとしても、それをそのまま写すことはできないと言ってもいいでしょう。あくまで写真に写る範囲に限られるというのは仕方がないことです。

範囲が限られているからこそ、違った見方で写し出すことができるとも言えます。そのカギを握るのが構図です。今回は構図の決め方について解説いたします。

その場に適した構図を決めよ!

限られた範囲でしか写せないとしたら、どの範囲を写すのかという構図によって写真の良し悪しが決まってきます。どうすればきれいに映るのだろうかといった構図に纏わるテクニックは一度覚えてしまえば、いろいろなところで繰り返し使えます。

構図を決める前にじっくり対象物になるものを観察して行ってください。その中で他と違う部分や目立つ部分、面白い部分について探してみます。その中でどれにフォーカスしてどのように写すのかということを決めればいいでしょう。

コントラストに注目せよ!

コントラストとは明暗がくっきりしている部分のことを言います。全体を光が照らされるようなものというのは平坦な感じがして何ら面白味がありません。ただ、明暗がはっきりしているものというのはどれをターゲットにするかによって全然魅力が違ってきます。

それを引き立つような画面を構成せよ!

面白い部分が見つかったのであれば、それがより引き立つように撮影をしていくべきです。試行錯誤をしながら、いろいろと撮ってみるというのもアリです。

それとは別に、引き算をしながらシンプルに考えたり、意味のない空間を作れないように意識したり、全体のバランスを考えたりして見てください。
最初はとても難しいですので撮影を重ねていきながらこういうことを考えていくとうまくなります。

動いているどんな被写体でも基本さえ守れば大丈夫!

静止しているものを撮影するのは比較的簡単にできるわけですが、動いているものをしっかりと撮影するというのは比較的難しいです。その時にブレを防いでシャープに撮影するためには高速シャッターと動きについてこれるようなAFが必要になってきます。
動いているどんな被写体であってもきちんと基本を守ることによってきれいに撮影することができますので、今回はそのコツについてお教えします。

高速シャッターを使用しよう!

動く被写体をシャープに撮影するためにはシャッター速度が速い状態にする必要があります。シャッター速度を速くしてブレを抑えることができれば動いている被写体であってもシャープに撮影することができるということが言えます。
シャッター速度を速くするためには、絞りを開くもしくはISO感度を上げるということが必要になってきます。

絞りを開くようにする

撮影する時に絞りを開けるようにすることによって、レンズをとおる光の量が増えていきますので、それによってシャッター速度を速くすることができます。絞りを開けるというのはF値を小さくするということです。F値を小さめに調節する方向にしていくわけです。

ISO感度を上げる

ISO感度を上げていくと少ない光であっても、露出を得ることができますので、それによってシャッター速度を速くするコツにつながってきます。

連写を使うのが基本!

動く被写体が相手の場合だとうまく撮れない可能性が出てきますので、取りこぼしを避けるという意味においても連写を使うことをベースに考えてみた方がいいです。ただし、ギリギリまで撮りすぎないように気を付けた方がいいです。書き込みエラーになる前に早めにメモリーカードの交換をするべきです。

写真は引き算!よく言われることですが、これはどういうことだろうか?

写真撮影をしていて少し慣れてくると必ずと言っていいほど聞く言葉として「写真は引き算」という言葉があります。何のことがよくわからないかもしれませんが、これも少しずつ写真撮影に慣れてくるとどういうことか分かってきます。
今回は写真は引き算という言葉の真意について解説していきますので、これを聞いて撮影がうまくなって頂ければいいでしょう。

一番いいと思うものを選択せよ!

風景写真などで目の前に広がる絶景に感動してしまい、それをそのまま写してしまうというのは、意図が伝わりにくいことがあります。綺麗な風景であるのは確かなのですが、インパクトに欠けてしまいます。

いろいろ写していきたいという気持ちはわからないわけではありませんが、不要な部分は切り捨てていく必要があります。自分が一番いいものを選んで、それを中心に据えたうえで構図を考えていくべきです。これが巷でいう写真は引き算ということの真意です。

メインで映る範囲を絞りこめ!

何でもかんでも写したいものだけを大きくすればいいということではだめで、何を映していきたいのかということを明確にするべきです。いわば、メインで写したいもの以外はフレームアウトするという感じで行っていきます。

不要な部分をそぎ落としていくことによって、必然的に何を写しているのかということが見ている人にも伝わってきます。自分なりの感じ方や視点を写真を通して伝えることができますので、嬉しいと思うのではないでしょうか。

広角レンズなら前景と中景、遠景の3層で構成せよ!

広角レンズの場合はなかなか引き算をするのが難しかったりします。具体的には前景をメインにしてそれに見合った中景や遠景にするという方法があります。また、遠くを写したいなら遠景をメインにしながらそれに合った中景や前景にするという方法が考えられます。

逆光で写真撮影をすることでかえっていい効果を与えることができる

逆光とはカメラに向かって太陽の光が差していることを言い、こういう光の場合は写真にとって悪いという風に思いがちです。しかし、逆光で写真を取ることによって印象的に被写体が写ることができますし、露出を変えることにより魅力的に映ったりします。
皆さんも魅力的に写ることが可能な逆光で写真撮影をする方法について学んでみませんか。

人物撮影に向いている!

逆光で撮影をするとどうしても暗くなるということが見られるわけです。逆光の場合は被写体に対して光が当たるわけですので、柔らかい感じを与えることができるでしょう。
人物撮影の場合にどのような感じで光が当たるのかということを考えながら、写真撮影をすると面白いものです。

被写体が暗くなったら露出補正をプラスにせよ!

逆光で撮影をする時に暗くなることがあります。それはなぜかというと、カメラに向かって光が差し込みそれで明るすぎるということで、カメラ側が暗い感じで調整するからです。

この場合は自分で明るさの調整をしてあげることで解消することができます。具体的には露出補正をプラスにしていくといいです。これを調整していくことにより、良い明るさで写真を撮影することが可能です。

実際にどのような明るさがいいのかということが分からないのであれば、一枚一枚露出補正の値を変えながら調整していくのがいいでしょう。初心者だとなかなかどういう具合かわからないでしょうから、何枚も違う露出で撮影をしていくべきです。

逆光だからふんわりとした写真が取れる!

逆光を使ったカメラのテクニックとして、ふんわりと柔らかい感じの写真を取ることができます。具体的には、逆光で撮影してなおかつ露出補正の値をプラスにするということです。
あとは、撮影をしながらどの感じがいいのかを取りながら確認して行ってください。

1枚だけではなく設定を変えて何枚も撮ってみよう!

写真を撮る時に1枚で完璧なものが撮れるのかというとそういうわけではないのではないでしょうか。プロのカメラマンであっても1枚しか撮らないということは無く、何枚も撮ったうえでベストなものを選んでいることが予想されます。
私たちみたいな初心者であればなおさら1枚で完璧なものを取れる可能性は低いでしょうから、何枚も設定を変えながらベストなものを撮っていくことをおすすめします。

設定を変えながら撮影してみよう!

1枚被写体を撮った時になかなかうまくいかないなと思ったのであれば、設定を変えながら撮影をしたほうがいいでしょう。撮り方を変えてみるというのも一つの手ですし、あらゆる設定を変えてみていいものを撮るということでもいいのではないでしょうか。

同じ被写体であっても構図を変えたり、三脚を使うように高さをちょっと変えたり、ホワイトバランスを変えたり、露出を変えてみるなどの工夫をしてみるのもいいことです。いろいろと設定を変えてみることによって違った魅力が分かってきます。印象の違いにびっくりしたりもするのではないでしょうか。

何枚も撮って技術を上げよう!

1枚だけで済ませるというのは技術力のアップにはなかなかつながりにくいです。初心者が技術力を上げたいのであれば、同じ被写体に対して何枚も設定を変えながら撮ってみるのが一番手っ取り早いでしょう。感じ方の違いについても分かりますし、こういう設定をすればこういう写り方をするんだなということが理解できます。

プロの方でも1枚で済ませるということは無く、何枚も撮りながらいいものを取捨選択します。初心者であれば1枚で済ませるのでは技術が上がりませんので、設定の仕方を覚えるという意味において複数枚撮りながらやっていくのがいいでしょう。